LINEプリペイドカードは、LINE STOREでのみ利用可能なプリペイドカードです。
そのため、使い道が限られており、不要になった場合に換金したいと考える方もいるでしょう。
当記事では、LINEプリペイドカードの現金化の方法について解説します。
LINEプリペイドカードを換金・現金化するには?

ギフト券買取店での現金化がおすすめ
LINEプリペイドカードは、返品による換金はできず、金券ショップなどの実店舗でも買い取ってもらうことはできません。
しかし、一部のギフト券買取店では、LINEプリペイドカードのオンライン買取に対応しています。
- オンラインで完結:店舗に行く必要がなく、スマホやPCから手軽に申込めます。
- 最短5分~10分で現金化:買取手続きがスムーズに進めば、すぐに現金化できます。
- 24時間営業の店舗も:時間や場所を選ばずに利用できます。
なお、メルカリなどのフリマアプリでは、LINEプリペイドカードの出品は禁止されています。
ヤフオクなどのオークションサイトで出品できる場合もありますが、取引量が少なく、売れるまでに時間がかかる可能性があります。
LINEプリペイドカードを最短かつ確実に現金化したいのであれば、ギフト券買取店が最も有力な選択肢となります。
買取可能なLINEプリペイドカードの種類
LINEプリペイドカードには、店頭で購入できる物理的なカードタイプと、オンラインで購入できるデジタルコードタイプの2種類があります。
カードタイプはさらに固定額面とバリアブル(一定範囲内で金額指定が可能)に分かれ、デジタルコードはバリアブルで購入可能です。
それぞれの額面、購入場所は以下の通りです。
種類 | 額面 | 購入場所 |
---|---|---|
カードタイプ | 固定額面:1,000円、3,000円 (1,000円分3枚セット。2,780円で購入可能) バリアブル:1,500円~5万円 (1円単位で指定可能) | コンビニ (ローソン、ファミリーマートなど)、 ドラッグストア、家電量販店など |
デジタルコードタイプ | 500円~5万円 (1円単位で指定可能) | Amazon、セブンイレブンの 「スマホプリペイド(※)」 |
※スマホで額面を指定してレジで支払い、デジタルコードを購入できるサービスです。
LINEプリペイドカード買取の換金率は?

LINEプリペイドカード換金率の相場
LINEプリペイドカードの換金率は、額面の55%~70%程度が目安となります。
他のオンラインギフト券と比較すると、相場はやや低めです。
その理由として、LINEギフトカードはLINE STOREのみでしか利用できないため、他のオンラインギフト券に比べて需要が低いことが挙げられます。
換金率を少しでも上げるには、次の3つの点を意識しましょう。
- ギフト券買取店のキャンペーンを利用する:ギフト券買取店では、時期によって換金率アップキャンペーンを実施していることがあります。
キャンペーン情報をこまめにチェックし、タイミングを見計らって換金することで、より高い換金率で現金化できる可能性があります。 - 複数の買取店を比較する:買取店によって換金率が異なるため、複数の買取店を比較検討することが重要です。
- 買取率の高い時期を狙う:ギフト券の需要が高まる時期(年末年始など)は、換金率が上がる傾向があります。
換金率がお得な買取店はどこ?
LINEプリペイドカード買取に対応している店舗は限られており、主に以下の3店舗で買取を実施しています。
買取店名 | 換金率 | キャンペーン | 備考 |
---|---|---|---|
アマプライム | 70%~ | LINE申込みで+最大3% | ・高額買取で換金率アップ ・他店より換金率が低い場合は応相談 |
買取ボブ | 55% | LINE申込みで+1% | ・1枚あたり額面5万円まで買取 ・3,000円未満の申込みは1日1回まで |
ギフトアニマル | 55% | LINE申込みで+1% | ・24時間365日体制で営業 ・LINEや電話でも相談可能 |
買取ボブとギフトアニマルに関しては、以下の系列店においても同様の換金率で買取を行っています。
買取ボブ | 買取らぼらとり、買取ガレージ、買取スクエア、買取笑店、買取七福神、 漢気買取、買取お~きに、高額買取箱、買取ダン、買取マンボウなど24店舗 |
---|---|
ギフトアニマル | 買取漫才、買取ルビー、ソクフリ、買取ヤイバ、買取キッド、 買取レオン、ギフトジェシー、買取大和、超買取キッド |
系列店を利用することで、買取ボブやギフトアニマルが混み合っている場合でも、スムーズに買取手続きを進められる可能性があります。
LINEプリペイドカード買取の方法

LINEプリペイドカードのオンライン買取に必要なものと、買取の流れについて説明します。
買取に必要なもの
- 有効期限内のLINEプリペイドカード:有効期限は購入日から1年間です。
有効期限が切れているカードは買取不可となります。 - 本人確認書類:初めて利用する場合、本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証、パスポートなど)の提出が必要となります。
- 振込先の銀行口座情報:買取金額の振込先となる銀行口座情報が必要です。
土日・祝日でも即日入金を希望する場合は、モアタイムシステム(24時間365日即時振込が可能なシステム)に加入している銀行を指定することをおすすめします。
LINEプリペイドカード買取の流れ
買取サイトの申込みフォームに、LINEプリペイドカードの額面とコード番号、銀行口座情報などを入力します。
カードタイプのコード番号は、カード裏面のスクラッチ部分を削ると確認できます。
初めて利用する場合、本人確認書類の画像をアップロードする必要があります。
運転免許証や健康保険証は、表面・裏面の両方の画像のアップロードが必要です。
マイナンバーカードの場合は、マイナンバー保護のため表面のみの画像をアップロードしてください。
買取サイトでLINEプリペイドカードの有効性が確認され、査定が行われます。
査定額に納得できれば、指定の銀行口座に買取金額が振込まれます。
LINEプリペイドカード換金・現金化の注意点

チャージ済みのカードは現金化不可
LINEプリペイドカードをLINE STOREのLINEクレジットにチャージすると、買取店での現金化はできなくなります。
また、チャージ済みのLINEクレジット残高を現金として払い戻すこともできません。
「チャージ済みのLINEプリペイドカードを現金化できる」といった勧誘は、詐欺の可能性があるので、絶対に信用しないようにしましょう。
カードの大量購入はリスクがある
LINEプリペイドカードをクレジットカードで購入する際は、特に注意が必要です。
クレジットカードの利用規約では、転売や換金目的での購入は禁止されています。
常識を超える範囲での購入は、これらの行為を疑われる可能性があり、クレジットカードの利用停止などの措置が取られる場合があります。
一度に高額なカードを大量に購入したり、短期間に何度も高額なカードを購入したりする行為は、絶対に避けてください。
1日の買取回数が制限される場合がある
買取店によっては、1日の買取回数に上限を設けている場合があります。
例えば、買取ボブでは3,000円未満の買取は1日1回までとなっています。
少額のギフト券を大量に換金する行為は、マネーロンダリングなどの不正利用の可能性があるため、上限を設けることで、これらの行為を牽制する狙いがあります。
どうしても上限を超える場合は、複数の買取店を利用することを検討しましょう。
LINEプリペイドカード換金・現金化のQ&A

- LINEプリペイドカードとLINE Payの違いは?
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LINEプリペイドカードとLINE Payは、どちらもLINEが提供するサービスですが、利用できる場所や用途が異なります。
比較内容 LINEプリペイドカード LINE Pay 利用場所 LINE STOREのみ LINE Pay加盟店
(オンライン・オフライン)用途 LINEスタンプや着せ替え、
LINEギフトなどの購入日常の買い物や公共料金の支払いなど 特徴 ・事前にチャージが必要なプリペイドカード
・カードタイプとデジタルコードタイプの2種類がある
・固定額面とバリアブル(金額指定可能)タイプがある・スマホアプリを利用した電子決済サービス
・銀行口座やクレジットカードと連携して利用
・コード決済、オンライン決済、
請求書支払いなど、多様な支払い方法に対応※LINE Payは、LINEヤフー株式会社が提供するPayPayに統合されるため、2025年4月30日をもってサービスを終了します。
- LINE STOREで購入した商品は現金化できる?
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LINE STOREで購入したデジタルコンテンツは、現金化することはできません。
しかし、家族や知人にギフトを贈れる「LINEギフト」というサービスを利用すれば、自身で使わないLINEプリペイドカードを有効活用できます。
LINEギフトには、コンビニやカフェなどで使えるお買い物券や、お祝いに最適な贈答品など、様々な商品があります。
LINEプリペイドカードでギフトを購入する場合、換金率を気にする必要がなく、無駄なく使い切ることが可能です。
- LINEプリペイドカードで他のギフト券は購入可能?
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LINEプリペイドカードは、Amazonギフト券やQUOカードなどの金券類の購入には利用できません。
しかし、LINEギフトで一般的な商品(雑貨や美容家電など)を購入し、セカンドストリートなどの買取店で現金化することは可能です。
ただし、購入した商品の種類や市場の需給によって、換金率が大きく変動する点には十分な注意が必要です。